妊娠発覚後、または前から
こんな病院で産みたいな。
こんな病院は嫌だな。
病院検索魔になっていませんか?
もちろん、先生の専門性や病院の特色も重要だけれど、今回は「距離」の考え方に関してまとめてみます!
*自然分娩の場合で検討しております。
目次
なぜ距離を検討するのか
出産する病院を選ぶ際に距離を考慮する必要性は下記のためと考えられます。
- 何かあったときに駆け込める
- 陣痛に備える
- 周期とともに移動が大変になる
- 前半は仕事との両立になるため、仕事の合間に行きたい
- 移動中の不慮の事態を防げる
こんなところでしょうか。
男性の私はあまり意識できていなかったのですが、陣痛が起きてから移動開始なんですよね。
てっきり、余裕を持って入院するものかと思っていました。
陣痛に耐えながら移動する未来を考えると、できるだけ近い所が望ましいことは、想像できます。
小児科併設している病院も多いので、出産後も何回か行くことを考えると、やっぱり近い方がいいですよね。
また、家族が送迎してくれそうか、駐車場は満車になりやすくないかも検討したいところです。
出産する病院に行く回数は約16回!
実際、決めた病院に何回行くんでしょう。
病院によりますが、平均的な回数を提示します。
4回(月1回)
6回(2週に1回)
4回(週1回)
2回:母親の診察、1ヶ月後検診(小児科併設の場合)
*産休は6週間前から取る方が多いです。
最初の10回は仕事しながら行くことになりそうですね。
*28週あたりからは歩くのもとっても大変です。
普段の倍は時間がかかるものだと考えよう!
何かあったらってどんな時?
もちろん、本当の救急は急性期病院になりますが、救急車以外で急いで産科に駆け込むケースは。
- おしるしや陣痛が想定より早くきた!
- 陣痛間隔は縮まらないけど痛すぎる。
- 出血やお腹の張り、痛い感じがする。
まずは、TELになると思いますが、
場合によってはすぐ来てください。となる可能性もあります。
陣痛から出産までは半日はかかる
陣痛は3期に分かれています。
1期:初産で10〜24時間
2期:初産で約2時間(産まれるまで)
3期:5〜30分(産まれた後)
1期開始の合図である
「陣痛が10分間隔になったら病院に連絡」
というのがほとんどです。
ということは、
10分間隔になってから、12時間くらいは猶予があるんですね。
なげ〜〜〜〜〜〜〜
陣痛何回我慢したら病院に着くか
- 潜伏期:平均8時間
- 活動期:平均5〜7時間
ですので、
移動時間は潜伏期で、10分〜8分間隔くらいの陣痛です。
移動時間➗10分
= 移動中に経験する陣痛回数
徐々に痛みが増しますが、
その痛みを何回耐えられるか。
忍耐強く不安に打ち負けないか。
病院を決める際に検討しても良さそうですね。
お母さんありがとう
MAPで経路を調べてみよう
もちろん運転はしないでね。
電車やバスも非現実的でしょう。
タクシーか家族の運転で向かうとして、何分かかるかMAPで確認!
*時間帯によっては渋滞するので、最混雑時間で計算しておこう!
パパ、同行してくれるよね?
まとめ
本当の緊急時は救急車で近所の急性期病院。
最も近所の産科が急性期もやっていれば。安心材料ではありますね。
それ以外は正常の陣痛で考えればOKだと思います。
- 移動中の不安や陣痛を想像してみる
- 診察に行く回数や時期を想像してみる
このことが病院選びの重要な観点なのではないでしょうか。
近ければ近いほどいいですが、
車で30分くらい(15km)が限度な気が致します。
ウチは里帰りで選ぶの大変だったなぁ